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道産木材製品 HOKKAIDO WOODのある暮らし Season 2 |緑川木材
インタビュー

北海道産木材を活用した建材や製品を紹介する「HOKKAIDO WOODのある暮らし Season 2」。第3回目の記事は「緑川木材」です。
※「HOKKAIDO WOODのある暮らしSeason 2」は、全8回の連載予定です。

緑川木材株式会社は、北海道上川郡愛別町に拠点を構える、木材加工・建材製造・家具販売の会社です。1960年の創業時から北海道産木材を活用し、2002年には北海道初となる「三層パネル」(現:「LINA WOOD(ライナウッド)」)の生産を開始。2025年には、LINA WOOD(ライナウッド)で一般社団法人日本能率協会主催の「みらいのたね賞」を受賞しています。

今回は、緑川木材株式会社の代表取締役、緑川新之介さんにお話を伺います。


緑川木材株式会社 代表取締役 緑川新之介さん

 

ブランディングがもたらした転機

「北海道産の木材は、緑川木材を創業した祖父の代から木材加工や建材製造などで使用しており、身近な存在でした。今は従来の事業に加えて、北海道産カラマツやトドマツなどを使用した3積層木材『LINA WOOD(ライナウッド)』へも多くのお問い合わせをいただいています。3枚の板材を重ね合わせて1枚にすることで板としての強度はもちろん、木目の美しさも唯一無二の木材です。玩具などの小物から家具、建築用構造材まで、幅広い用途で使うことができます。

 

北海道産木材のカラマツを使用した「LINA WOOD(ライナウッド)」。他に、道南杉・トドマツ・ナラ・タモ・カバのLINA WOOD(ライナウッド)も取り揃えています。

 

元々は、2002年から『三層パネル』という名前で販売を行っていました。転機となったのは、2021年に旭川で開催されたイベントでブランディングが得意なクリエイティブ会社の方と出会えたことです。『製品の価値を伸ばすには、名前を変えてブランディングしてみては』とアドバイスをいただき、LINA WOOD(ライナウッド)が誕生しました」

 

国境を越えて評価された、北海道産木材

「LINA WOOD(ライナウッド)として販売を開始してから、北海道を始めとしたデザイナーや建築家などの手に渡り、多岐に渡る場所で使用されています。特に印象的だったのが、HOKKAIDO WOODの取り組みの一環で参加した建設や土木の展示会『ジャパンビルド』での出来事です。フィリピン人の資産家がLINA WOOD(ライナウッド)を見て非常に気に入り、自宅階段の段板として納品させていただきました。輸出するための契約書のやりとりなどは大変でしたが、良い経験となりましたね」

LINA WOOD(ライナウッド)を使用して創られたホームアクセサリーの「LINA BEAR(ライナベアー)」

 

LINA WOOD(ライナウッド)を使用した玩具「しましまつみ木」。今後は、LINA BEAR(ライナベアー)や、しましまつみ木などの販売にも力を入れていくそうです。

 

広がっていく、HOKKAIDO WOODの可能性

「HOKKAIDO WOODメンバーになって約7年経ちますが、メンバー同士の横のつながりは、単なるブランドの共有にとどまらず、課題解決や販路拡大に繋がることも多いと感じています。最近だと、カラマツの流通が非常に不安定になり、地元の業者でも木材の仕入れができないという深刻な問題に直面していました。メンバーに会う機会があり相談したところ、木材の仕入れをさせてもらえることに。この時は、注文が入っても木材がないことを理由にお断りをしなきゃいけないほど困っていたので、本当に感謝しかなかったです。

 

 

HOKKAIDO WOODという共通のブランドがあるからこそ、異なる業態や業者同士が集まることができ、そこに独自のネットワークが生まれているように感じています。
私は、広い大地にいろいろな業種が存在する北海道だからこそ、この繋がりができているのだと思っています。今後は、北海道の林政や林業の方向性を、関わる人みんなで一丸となり決めていけたらいいですよね」

 

 

お問い合わせ

企業名:緑川木材株式会社
住所:〒078-1403 北海道上川郡愛別町字南町472番地4
電話番号:01658-6-5855
緑川木材公式サイト:https://midorikawamokuzai-lab.github.io/midorikawa-web/
LINA WOOD:https://linawood.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/linawood33/